5月12日(火)オンラインよりみち読書会の開催レポート

5月12日(火)19時半~「今、やりたいこと」に関する本をテーマにオンラインよりみち読書会を開催しました。

自粛中だからこそ「もし、自粛が明けたらこんなことをしたい」という想いがあるのでは?というテーマ選びでしたが、深く掘り下げてくれた方が多かったです。

一冊目に紹介してくださったのは、有名曲を集めたギターの楽譜『スゴイギターカラオケ スゴカラBEST』

ライブハウスは人が密集するのでNGとは知っていましたが、今はスタジオも閉まっていると聞いて驚きました。知らなかった!スタジオであれば、人が密集しないイメージですがそもそもの外出を避けるためってことでしょうか。

時間があるから練習をしたいけれど、自宅だと防音設備がなっていないのでなかなか演奏しづらい。自粛が明けると時間が無くなっちゃうのがまた悩ましいところ…。

二冊目に紹介してくださったのは、『えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる』小山田咲子

2002年~2005年に書かれた小山田咲子さんという方のブログを書籍化した一冊。中には旅行のシーンもあるらしく「旅行に行きたい」と紹介してくださりました。

小山田咲子さんを存知あげなかったんですが、言葉選びだけでなく彼女の思想が好きだという紹介を聞いて気になりました。そこまで推す人がいるのはすごい。

三冊目に紹介してくださったのは『関西文系散歩』

関西の書店、美術館、博物館など文系の人のためのガイド。「文系の人のためのOZmagazineみたいな感じです」と紹介してくださりました。わかりやすい…!

ページをめくって中も少し見せてくださりましたが…すごくツボ…なんで関西があって関東がないんだー!どなたか、ぜひ作ってください。買います。

四冊目は『幸福学』ハーバード・ビジネス・レビュー

「幸福って何?」をハーバードの論文をもとに書かれた一冊。どうやったら幸福になれるのか、何か新しく得たときの喜びは一瞬で長続きしない、それよりも小さなことに幸せを感じられることが幸福学では重要ということを学術的に書かれた本と紹介してくださりました。

「しあわせ」とか「幸福」って言葉をあまり聞かなくなったと思うのは私だけでしょうか?そういえば、何かと聞かれても分からないです。これは「今やりたいこと」というより、人生をかけて知っていきたいテーマな気もします。

五冊目は『復興の書店』稲泉連

東日本大震災で被災した地域の書店がどうやって復興していったのかを追ったノンフィクションです。紹介してくださった方はこの本の中にある書店を実際にその目で見に行ったそうです。情熱がすごい…!

その後のZoom飲みでもお話を伺いましたが、書店にめちゃくちゃ詳しい方でした。私はただの一本好きで、本屋さんについては詳しくないので本当に新しいことを教わりました。自粛中も本屋さん大変ですものね…。「オンラインでいいじゃん」じゃなくて、場所があることの意義みたいなのを感じました。

六冊目は私の紹介した『自分をいかして生きる』

「いい仕事って何だろう」と考えさせられるインタビュー集です。さまざまなジャンルで活躍している方に仕事観や生き方について問う一冊。

今やりたいことというより、これからやってきたいことです。仕事でやりとりするとき、私たちは商品だけでなく働く人の生き方や価値観、在り方まで受け取っているんじゃないかと書かれています。そんな生き方をしたいものです。

以上、六冊でした。途中で何冊も紹介してくださった方もいたのですが、ちょっと紹介しきれないのでおひとり様一冊をこちらでは取り上げました。

個人的な話になって申し訳ないのですが…今回、開始20分遅刻してしまったのです。本当に申し訳ございませんでした。もちろん、待機していたのですが、PCで入ろうとするも何度も接続が切れてしまい…音声が聞こえないというトラブルで。オンラインで開催する場合はネット環境の見直しや、複数のツールが必要ですね。本当に痛感しました。

お待たせして申し訳ございません。そして、ありがとうございました。一人も離脱せず待っていてくださったおかげで、大事なお話を聞けてよかったです。みなさん、思いいれのある本を紹介してくださり、うれしかったです。

少しずつオンラインのメリット・デメリットが見えてきました。これからも片方だけでなく、オフラインと両方続けていければいいなと思っています。ご参加くださり、ありがとうございました。

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